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第三十二回語録

第三十二回開催日:2016年11月14日(金)

 

一部:プレゼンテーション

テーマ:『おふれこタイム 業界からくり話

 

ここだけでしか聞けない皆様の業界のカラクリ、業界ウラ話を披露して頂きました。今回はヤンマー株式会社 長島様に豊岡の魅力についてお話頂きました。

 

【豊岡市の魅力 私が豊岡に住みたくなった理由】

 

 

<プレゼンター>ヤンマー株式会社 長島様

 

 

二部:トークセッション

テーマ:『ロコラボが見つけたキラキラ企業』

六甲商会社員やロコラボメンバーが、人に伝えたくなる様な事業内容やサービス、企業文化など持っている会社などを発表する事例紹介です。今回は六甲商会の楠本様に株式会社アイナス様をご紹介いただきました。

 

<スピーカー>株式会社六甲商会 楠本様

 

 

三部:全員参加の一言スピーチとフリートークセッション

 

<ファシリテーター> 

有限会社バックステージ  河合義徳様

  

四部:懇親会、名刺交換会

今回は三部からの流れで座談形式での懇親会を行いました。

 

(ご参考:開催時のご案内文)

第一部:プレゼンテーション 豊岡の魅力について

オープニングの名刺交換会を行った後に、ここだけでしか聞けない皆様の業界のカラクリ、業界ウラ話を披露して頂きました。今回はヤンマー株式会社 長島様に【豊岡市の魅力 私が豊岡に住みたくなった理由】というテーマでお話しして頂きました。


今回はヤンマー株式会社の長島様にお仕事で深く関わられた豊岡の魅力についてお話しいただきました。

 

  • 豊岡人のアイデンティティ
  • アートな日常
  • 温泉三昧
  • おいしいご飯
  • 大地遺産で遊ぶ

 

このような豊岡の5つの魅力を語っていただきました。それでは早速!

 

地方創生事業で豊岡とかかわる

長島です。私が勤めていた前職のバスの会社で地方創生の仕事をしていて、豊岡市に鉄道を走らせているバス会社。バス会社なのに鉄道ってそんな会社1社しかないのですぐわかると思うが、そこの社長室で働いていて新規事業開拓で、豊岡を元気にしていこうと言って豊岡市と組んで地方創生事業をしていた。

 

最初は豊岡について全然知らなかった。ど、皆さん豊岡はイメージですか?

 

豊岡のイメージで鞄の産地と言われる方はだいたい40代以降。こうのとりが出てくるのは50代以降。若い人は神鍋高原など。

 

どれも豊岡の代表的なものだが、世代によってイメージするものが違う。私はそのいずれについてもよく知らなかった。

 

豊岡市の概略

豊岡市は平成17年、一市五町が合併してできた市。城崎温泉も豊岡市にある。出石そばの出石も豊岡市。

 

地域の8割を森林が占めるような森に囲まれたような感じの場所で北は日本海に面し、東側は京都府に接していて中央に円山川が通っている。

 

JRで片道3時間。3020円かかる。京都から2.5時間。人口は8.5万とこじんまりしている。そんな豊岡の良さを探そう足繁く通い始めた。

 

 

豊岡市の合言葉 「ここでいいのだ」

私が当時働いていたバスの会社は、豊岡に支社を作ろうと思っていた。それで誰か行ってくれないですか、という啓蒙活動が私の仕事の一部だった。で私自分が行きたくないの誰に勧められようかと思って、一生懸命豊岡のいいところを探して自分が行きたくなるような魅力が何かないかしらと探しに行った。

 

 

まず市長さんの中貝さんに会い、最初に言われてことが、この豊岡市の合言葉、「ここでいいのだ」という言葉。

 

中貝さんが言うのは、ここがいいのだって言えたらいいのですけど、ここがいいのだとはなかなか言えない。だけど豊岡市でいいじゃんって言えるような何かを作りたいと思っている。

 

また豊岡はローカルアンドグローバルシティっていうのをサブタイトルを打ち出している。あくまでローカル、地方の場所だが、グローバルシティ。豊岡で世界に通用する文化に出会ったり、教育を受けれたりしたら、田舎の地方だが空気もいいしご飯も美味しいし、「ここでいいのだ」、と思えるようになるのではないかと考え力を入れている。

 

 

豊岡人のアイデンティティ、こうのとりが絶滅

まずは豊岡人のアイデンティティーといえばコウノトリ。その最後の生息地が豊岡盆地。豊岡では最後の12匹になった時に人工授精始めたが、その甲斐も虚しく1971年に絶滅。

 

この時代は水俣病や四日市喘息など、経済成長が環境をすごく圧迫していた時期。

 

コウノトリのエサは田んぼの中の昆虫とかミミズだが、この時代は米を育てるためにどんどん農薬を撒いて、田んぼの中に昆虫とかミミズとかがいなくなってしまっていた。コウノトリは食べ物がなくなって絶滅したという背景があり、それを当時の豊岡市長は、コウノトリも生きれない環境が人間にとっていい環境なのかなと考え始めた。

 

 

こうのとり復活に向けて

それで環境経済政策みたいなものを豊岡市が独自に作った、その当時は経済成長が第一の時代。環境には見向きもしない時に、そういう考え方を提言したのはすごく斬新。

 

それが具体的に形になるまで少し時間がかかったが、1994年に野生復帰の構想というものを制定。コウノトリの郷公園という人工授精とかを手がけていた場所を一般に公開して開園。2002年にコウノトリ共生推進課という課をつくり、2005年にコウノトリの自然放鳥を開始。世界で初めて2007年に43年ぶりに自然繁殖を成功させた。

 

市長はコウノトリと共生できるってことはコウノトリが住める豊かな環境に生きているという事。またこうのとりと共生しようという優しい気持ちを持っている証拠であると言っていて、そういう意味でもコウノトリと共生していることをすごく誇りに思っており、やはり豊岡人のアイデンティティはコウノトリなんだってみなさんおっしゃいる。

 


アートな日常、永楽館

二つ目の住みたくなった理由は、アートな日常ということで豊岡はアート教育とか音楽教育とかいうものにも力を入れている。

 

まず一つ目、ちょっと和な文化として出石の永楽館。これ近畿地方唯一の明治建設のすごく古い芝居小屋で奈落とか回舞台とかが当時のまま残っている。長い間使われてなかったが、2008年に復活。

 

舞台にいる人たちとの距離が近く、汗が見えるくらいの距離で見れ、臨場感が好評。

 

今年9回目だが、片岡愛之助さんが一回目から座長を務めている。片岡さんは売れっ子になった今でも本当に毎年座長として講演してくれて、、今年は紀香さんと一緒に来てくれたそうです。

 

アートな日常、国際アートセンター

次に洋の文化として、城崎には演出家の平田オリザさんが館長をしている国際アートセンターがあり、そこでアーティストインレジデンスというのを実施している。

 

アーティストインレジデンスとは、3ヶ月間を1期間として世界中のアーティストの方に無料で宿泊施設と舞台を提供して活動してもらう。

 

普通一つの場所で合宿をすると、ものすごくお金がかかる。宿泊施設を借りて舞台で練習するととすごくお金がかかるんですよ。これタダで貸している。

 

応募してきた人を選考をし、3か月間無料で貸しますってやっているので世界中から応募が集まる。たくさんの人数が集まって、舞台が真横にあって、宿泊施設に寝泊りしながらそこで練習してみたいな環境って世界中に中々ない。しかも無料。

 

こういう試みをすることにより豊岡に世界で有名なアーティストたちを呼びたいというのと、3か月間の合宿が終わった後に豊岡の人たちに向けて必ずなんらかの舞台公演をしてもらったりだとか公演の一部を公開してもらったりだとか、練習風景をいつも見に行っていい環境にしている。

 

そうすることにより豊岡の人はいつもアートを近くに感じられる環境がある。

温泉でそぞろ歩き

3つ目の理由が温泉三昧。豊岡市の中心地から車で5分10分で城崎まで行ける。なので豊岡の方は会社帰りとか仕事帰りに温泉入って帰るってことを結構みなさんしている。

 

城崎は日本の温泉ランキングで必ず5位以内に入っていると言われ、浴衣でそぞろ歩きが名物。あの雰囲気を会社帰りに味わえるってなんかいいなって私は思っている。

 

あとヨーロッパからの観光客が全体の7割。城崎は観光客のマナーがいいことでも有名。市長としては特に何も意図してないし、ヨーロッパですごく宣伝しているわけでもないので不思議だなって言っていたが、あういうそぞろ歩きの雰囲気っていうのがもしかしてそういう風にさせるのかもしれないですね。

 

市民はすごく安くて半額なんですけど城崎の中で生まれた人はもっと安く、200円くらいで入れるっみたいで、ちょっと羨ましい。


食べ物がおいしい

4番目は食べ物がおいしい。、まずは地ビール。豊岡には結構有名なビールがある。グビガブさんが結構かなとは思うんですが、まあちょっと地ビール飲みながら仕事帰りになんかちょっとそぞろ歩きできたらいいなと妄想していた。

 

またご飯すごく美味しい、私は豊岡の「コウノトリ育むお米」にすごく感動した。

出張に行った際になんでこんなに美味しいんですかと聞いたら、多分地元で育てて地元の同じお水で炊いているからですと言われた。

 

お米は育てた水で炊くというのがコツらしくて、地元で食べると味が全然違う。

 

コウノトリ育むお米は地元のスーパーで買っているが、確かに自分の家の水で炊いた時にあの味ってあんまり再現できないが、それでも美味しいお米なのでみなさん買ってみてください。

 

但馬牛と松葉ガニと出石そば

そして但馬牛と松葉ガニ。みなさんよくご存知かと思うのですが但馬牛の美味しいものが神戸牛。なのですごく美味しいというのと、あとは松葉ガニ。

 

松葉ガニも城崎温泉で食べるとバカ高いと思うが、地元の人には地元の人用の料亭とかには並ばない安いけど味はかわらない美味しいカニもあるようなので、そういうのを地元で済むことがあったら食べたいと思っている。

 

あとは出石そば。出石そばは西で唯一のそばの名所。

 

江戸時代の中期に出石藩の松平氏と信州の仙石氏がお国替えをして、信州の仙石氏がここにお国替えで着た時に地元のそばを食べ続けたいということでそば職人を連れてきた。それで関西で初めてそばの文化が生まれたのがこの出石との事。

 

今は観光にも力を入れていて、観光協会がお蕎麦の食べ歩きのような事をされている。

 

大地遺産で遊ぶ

で最後なんですが、この世界遺産、大地遺産ジオパークってみなさんご存知ですか?

 

世界遺産の地球版じゃないけど土壌とか土の質とか岩とか地層とかが世界的に珍しい地形をしているとか珍しい石があるとか、そういうのを世界遺産じゃなくて大地の遺産ということで認定している場所。

 

日本では5つくらいあり豊岡にもある。

すごい水がきれいで透明感があり、そのジオパークでカヌー遊びができる。また端境岩という岩があり、写真に撮ると子供ができると言われている。

 

こういうとこでちょっと川遊びができたりとかカヌー遊びができたりとかっていうことも贅沢だなと思う。

 

あと神鍋高原が市街地から車で10分くらいで着く。なので市役所に人たちは毎週金曜日はスキーデイとか言って、冬になると飲み屋に行くみたいな感覚でスキーしに行くらしいです。

 

 

また神鍋高原は、初心者向け斜面が多く、子供を遊ばせるのにすごくいい。子供が初めてスキーをやるとか家族連れで行くにすごく適したところ。

 

住みたくなった5つのポイントの振り返り

というわけで私が豊岡に住みたくなった、5つのポイントを振り返りますと、豊岡人のアイデンティティの熱さ。コウノトリを誇りに思ってるのが素敵と思ったのと、アートに触れ合える、それこそなんか世界的なアーティストとを道でそれを目にすることができたりとか舞台を見に行けたりしたら素敵だなとか。

 

あとは温泉に仕事帰りに行けたり、週末疲れたから温泉にいこかなとかできたらいいなという部分と、日常的に食べるご飯がすごい美味しかったらいいなっていう部分。最後は子供を遊ばせる場所という意味では、水がきれいだったり環境が良かったりというのも憧れだなと思います。

 

この5つが私が夢見た豊岡ライフです。いつか住めたらいいなって今でも思っています。以上になります。

第二部:トークセッション ロコラボが見つけたキラキラ企業

今回は六甲商会の楠本様に株式会社アイナス様をご紹介頂きました。

株式会社アイナスさんの紹介

六甲商会の楠本です。よろしくおねがします。

本日は株式会社アイナスさんを紹介させていただきます。

 

まだ実はお客さんにはなってないのですが、訪問して社長の話を聞くたびに引き込まれるようなお客様です。

 

社名はアイナスと言いまして、淡路の産業発展をアシストするという意味なんです。社長の淡路をよくしたいという想いが社名になっています。

 

 

厨房機器、お酒とかの自動販売機全般あと業務用空調機器の販売、設置保守などをされております。また厨房用品と備品の販売などもされている会社です。

 

アイナスさんのキラッと輝くポイント

アイナスさんのきらっと輝くポイントは3点です。

 

  1. 社長が魅力的である。
  2. 故郷淡路島の活性化を願う。
  3. 他社との差別化が明確。

社長が若くて魅力的

社長が非常に魅力的で若い方です。1975年生まれであるメーカー営業など経験され、約10年前に社業を継ぐべく淡路島に戻られました。

 

大内さんが社長になられたときに一番最初に決められたとこは、リストラはしない、きっちり雇用を守るという事。そのための仕組みを築いておられます。

 

雇用を守るために、また周りの社長と相対する際にも武器になるという事で、経営学の勉強をされMBAと中小企業診断士の資格を取得されています。

 

また補助金制度なども積極活用され社員さんに還元できる体制を構築されています。


故郷淡路島の活性化を願う

常に故郷淡路島の活性化を願い、淡路をよくしたいという想いの強い社長さんで、その姿勢が社名にあらわれ、また現在の雇用を守るという企業姿勢にもつながっています。

 

また淡路島の活性化を願い、新たな雇用を生み出すために現在は製造機能を持った会社にする動きをされています。具体的にはオリジナル厨房機器の開発などに力を入れておられます。

 

他社との差別化を明確にされた経営

他社との差別化ポイントとして、1年365日修理訪問する体制を構築しています。これもしっかりと雇用を守ることにより従業員の方との信頼関係で確立できる体制です。

 

次に取扱商品である厨房機器を単なるバックヤードアイテムというイメージから脱却させオープンキッチン化し前面に出せるようなシートの商品化をされています。

11月の末にはオリジナルのオープンキッチンが仕上がるようです。

 

またお酒のオリジナル自動販売機の販売では店名入りのオリジナルステッカーなどで自動販売機を集客力アップの広告ツールとして使えるように考えられています。

 

さらに淡路島の豊富な食材と得意の厨房機器をリンクさせ6次産業化を目指すことにより更なる淡路島の活性化を目指しておられます。

 

11月末にオリジナルキッチンができたら見学に行こうと思っています。以上です。

 

第三部:グループセッション

第三部はグループセッションを行いました。テーマは再び輝かせたい町の○○屋ということで、それぞれのグループですきな業種を選び、現在斜陽産業とされている業態を成長させるためにグループセッションを行いました。

1班 かけつぎ屋さんを成長産業に

  • カケツギ屋を復活させる。
  • ファストファッション全盛の時代。
  • それは没個性の時代。
  • そこでファストファッションアイテムに個別アレンジを加える。
  • シンプルなシャツなどにトッピングという呼び名でアクセント。
  • トッピング専用のECサイト。
  • 家庭にミシンがない時代に単なる修繕から新たな価値を生み出す業態に変化する。

2班 酒屋さんを成長産業に

  • 最初は一杯飲み屋で繋がりを作れたらというアイデア。
  • 実際はそんな店は町に多くある。
  • 高齢化社会に向けてデリバリー。
  • 高齢者を見守る役割。
  • お酒のプロなのでお酒と合う料理のアドバイスなど。
  • そこから派生してパーティーやケータリングのプロデュース。
  • お皿やランチョンマットなどもアーティストと組んで販売。
  • 町との繋がりを大切にするコミュニケーションプロデュース業に進化。

3班 お風呂屋さんを成長産業に

  • 昔の銭湯は生活の一部。
  • 各家庭にお風呂が普及することにより銭湯のニーズは下がった。
  • スーパー銭湯など形態をかえて新しくできてはいる。
  • スーパー銭湯には昔の銭湯のようなコミニティはあまりない。
  • コミュニケーションの場、社交場としての復活を目指す。
  • 混浴の銭湯はどうか。
  • そこから派生してお見合いの場に。
  • 児童館などと組み共働きの人が子供を預けれる場としての銭湯を企画。

第四部:懇親会、名刺交換会

懇親会も大いに盛り上がりました!



今後も継続して開催いたします!!!

ロコラボ初参加者用の説明資料です。
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