第二十一回語録

オープニングのロコラボについての説明を行った後に、ここだけでしか聞けない皆様の業界のカラクリ話を披露して頂きました。今回は結婚相談所ランコンシェルの中野様に結婚相談所業界経験からのカラクリ話をお話しして頂きました。

通常のセミナー講演では絶対話せないオフレコ話を話して頂きました。今回は結婚相談所ランコンシェルの中野様にお話をお伺いいたしました。自己紹介を頂いた後に、今注目の結婚相談所業界の仕組みを中心にお話し頂きました。

• 結婚相談所とは。
• 結婚相談所の仕組み。
• 結婚相談所ビジネスの魅力や難しさ。
• 婚活に役立つプチ恋愛ネタ。

ということを中心に実際経験された事案を元にお話いただきました。結婚相談所業界のデータベースは不動産取引のレインズのように共通のもの使っているので、大手でも小規模でも会員数や会員の質には違いがないことなど、業界独自のお話をお伺いいたしました。オフレコ話が多く内容をアップできないのが残念です。

質疑応答

• 一人あたりの会員さんの平均的にかかる費用はどれくらいですか？

一年間の活動すると大手だと50〜60万程度、ランコンシェルでは30万くらいになります。ただ実際は活動半年で成婚が決まる方もいるので、その場合には費用は当然安くなります。

• 成婚率を上げるために気をつけておくポイントなどがあるのですか？

どちらかが喋らないところに、片方が喋りすぎると結構うまくいかないというデータがあります。無言になるのを避けるために喋りすぎるのは良くないです。

• 相談所への登録に際に異性から選んでもらいやすくなるポイントはあるのですか？

女性はまず写真の撮り方です。サムネイル画像が小さいのでそこをクリックしてもらう為には立ち方や佇まい、服装が重要になります。男性も写真は重要ですが、その後のプロフィールも重要になってきます。

• 他社の相談所にない強み、特徴は何かあるのですか？

大手の相談所は一人の担当が多数の会員を担当するのでレスポンスが遅くなり、サービスが手薄になります。それに対してランコンシェルでは対応スピードが早く、一人一人に細かいサービスができことが強みです。

• 独身の人への結婚するためのアドバイスありますか？

出会いの機会を増やすことが一番重要と思います。結婚できないと悩んでいる人は恋愛につながる場所へ出かける事が少ないので、そこを増やす事が最も重要です。

• 会員さんに愛着が湧いたりするんですか？

成婚させたいという気持ちが強いので、それが愛着になるのかもしれません。

• お見合いがうまくいかない特徴的な原因があるのですか？

女性は生理的に無理だったという反応があります。会った瞬間に無理ということをよく聞きます。男性の場合は写真と違って思ったよりも老けていたなど、イメージと実際のギャップの部分が多いです。

• 結婚相談所のキャッシュポイント・悩みどころ、国のサポートなどが分かり、ためになりました。
• 思った以上に人間味のありそうな感じでした。

他にも多数のご感想を頂きました。ありがとうございました。

今回は六甲商会の山田様に株式会社ポッポヤ様をご紹介頂きました。

キラキラ企業の紹介の前に私の自己紹介をさせていただければと思います。

六甲商会に今年入りまして、年齢は31歳。出身は青森で、趣味は子供と遊ぶこと。

今回紹介させていただくのは株式会社ポッポヤという会社です。新規訪問がきっかけで入りました。ところでこの会社なんの会社かわかりますか？

ポッポヤという名前ですが鉄道関係ではなく、スポーツ店です。

この会社の魅力はやはり社長さんのお人柄。 

• 第1の特徴はまず社名のインパクト。

ポッポヤという名前なのでなんの会社か聞かれることが多いとの事。特に鉄道会社と間違えられる。映画ポッポヤが公開された時には会社に電話がかかってきたエピソードがあり、営業マンが新規訪問してきた際には名前の由来は必ず聞かれる。

• 特徴の２番目は社歴の長さ。

創業は1920年で戦前は洋食屋、呉服屋などをしていた。その後満州に渡り、無一文になるなどという歴史を経て、戦後にスポーツ店に業態変更し、現在に至る。

• ３番目の特徴は地域密着力の強さ。

西宮を中心に芦屋、尼崎、伊丹から宝塚までを商圏とし、阪神間にしっかり根付き外商を行っている。またスポーツ器具の訪問修理や部活動へのサービスなど大手スポーツチェーン店にまねできない細やかなサービスでビジネスを差別化している。

• 4番目の特徴として柔軟な経営方針。

創業100年近い歴史のある会社だが、先端技術を取り入れる柔軟で新しいな経営方針を持っている。お店には大きな１面ガラスがある。そのガラスを利用してデジタルサイゲージを行い、新規顧客の獲得も検討しているとの事。

• ５番目の特徴は自然体。

社長の雰囲気、従業員の方の雰囲気が自然体。

• 地域密着のスポーツ店ならではの良さが伝わりました。
• 一見フワっとしたプレゼンで着眼点を試されてる気がしました。

他にも多数のご感想を頂きました。ありがとうございました。

今回は年末の金曜日という事で参加者が少なかった為に、急遽プログラムを変更致しました。第一部でプレゼンテーションを頂いた結婚相談所ランコンシェル。

大手と同じ豊富なデータベースを持ちながら、大手にはできないサービスとして、担当者の一人当たりの受け持ち人数を減らすことによって可能になる迅速な対応と、きめ細かいサービスをもつランコンシェル。

ここに更なる価値を生み出す方法をブレストし、全員が発表、共有致しました。結婚相談所のサービスとしてパーティーの企画との事なので、お客様に価値を感じてもらうパーティー企画はという事を中心にブレスト致しました。

• 結婚したい人の親同士の婚活パーティー。親が自分の子供をプレゼン。
• 公園で缶蹴りや探偵、水鉄砲など子供の遊びで人となりを見る婚活企画。
• 五感でグルーピングした婚活パーティー（いろんな写真をみて、同じ好きな写真を選んだ人をグループわけ。同じ匂いが好きな人でグループわけなど。）
• 宝探し婚活などワクワクするサプライズ的な婚活企画。
• 趣味の掛け合わせ婚活、例えばウクレレ好きの男性とフラダンス好きの女性の婚活など。大枠の世界観は共通でやっていることは違うという形。

• 結婚後のサポート（保育所の斡旋など）まで含めた相談所を運営する。
• 結婚相談所と聞くと入会するのにハードルが高い。なのでハードルを下げて気軽に入会できる演出やネームングを考える。
• 入会への不安を解消するためにスタッフのパーソナリティーを前面に出す。
• 結婚ではなくパートナーを捜すサービスを合わせて検討する。
• データベースに頼るのではなく、お互いの内面の不足している部分を補完してくれる人をくっつける機能をもつ結婚相談所をつくる。その為にお互いのデータを気にぜず直感を大事にする企画も考え運営する。

参加者全員から発表がありましたので、他にも多数面白いアイデアがありました。その中から一部抜粋して掲載いたしました。

第二十二回（1月定例会）のご参加申し込みはこちらから