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第二回語録

ロコラボ定例会img

第ニ回開催日:2014年5月23日(金)

 

第一部

パネルディスカッション

『自社のホームページから我が身を冷静に振り返ろう』

 <パネリスト>

高橋 隆一郎氏(有限会社エー・エム・アール

河合 義徳氏(有限会社バックステージ

 

第二部

参加者全員によるグループセッション

(ご参考:開催時のご案内文

第一部:パネルディスカッション

テーマ:『自社のホームページから我が身を冷静に振り返ろう』

高橋 隆一郎氏  (有限会社エー・エム・アール)
高橋 隆一郎氏 (有限会社エー・エム・アール)
河合 義徳氏 (有限会社バックステージ)
河合 義徳氏 (有限会社バックステージ)

「ホームページを経営に活かす為に重要な3つのポイント」

ホームページの運用において、成果を出す為に重要なポイントは次の3つ。

  1. チーム作り
  2. 顧客目線
  3. 仮説検証

 

1.チーム作り

サイト運用においてチーム作りの重要度は半分を占めるのではないか、というくらい重要。その中においてチーム作りに重要なポイントは以下の3つ。

  • web担当者の適材適所なポジショニング。
  • サイトと経営資源の連携。
  • ボトルネックを解消する努力。

 

「web担当者の適材適所なポジショニング。」

web運用においても担当者ごとに個性があり、それぞれの個性を活かすポジションがある。お互いのポジションが連携することで強いチームとなり、良い成果を生み出す事が出来る。

 

「サイトと経営資源の連携。」

自社のホームページ上で起こっていることは、開発、現場の営業、販売戦略、事業戦略、組織などの経営的に必要なリソースとすごく密接に関わっている。web担当だけでなく、全ての部門が連携して動かないと問題の解決にはならないし、成功には持っていくのは難しい。

そこで、経営者または決裁権限者も必ず参画し、web担当者を動き易くする組織を形成しないと、成果は上がらない。

 

「ボトルネックを解消する努力。」

サイト運営はスピード感を持って全員で行うチームプレーがとても大切。

つまり、組織内での素早いパス回しが必要であるため、ボールを抱え込んで運営の流れを止めるボトルネックを解消することが重要。


2.顧客目線

サイトはお客様との出会いの場なので、自社の良さばかり伝えるのでは無く、ターゲットの事をよく調べることが重要。

  • 訪問者の悩みを知ることが大切。
  • 取り組みに共感と信頼を得る。

 

「訪問者の悩みを知ることが大切。」

商品の売り方はさまざまであり、その顧客ターゲットもさまざま。顧客目線に立ち、訪問者が商品を手にする事で悩みを解決出来ることを伝える事が重要だが、それができていないことに気づいていない例がたくさんある。

 

「取り組みに共感と信頼を得る。」

ホームページは商品の説明のみで終わっていることが多い。そうではなく、その背景にある本当の企業価値を伝え、信頼と共感をいかに与えるかが重要。そうすることにより、会社のファンにつながる成果に繋がる。

これからは「何を買うか」よりも「誰から買うか」を大切にする時代となる可能性もあるため、共感と信頼がとても大切。

 

3.仮説検証

ホームページでは様々な数値のデータから、現状を把握し検証することが可能。

ただ本当に重要な事は、数字の裏にあるサイトで起きていることに感じたり、気づいたりすること。それらを感じることにより、次の仮説をたて、これを実行し検証を繰り返すことにより、成果を上げていく事が出来る。

 

また、うまくいかなかった時はどの会社でも、よく反省はするが、うまくいった時の分析も重要。成功要因を充分に分析して次に活かす事も、次の経営資源や事業資産になる。


「ホームページを経営に活かす為に本当に重要な事」

 

ホームページを整理することは、自分自身の事業を整理し、見つめ直す良い機会となる。ホームページはあくまでもそのツールにすぎず、自分の会社の事や、顧客との向き合い方、新しい価値を作っていく為に、どのような挑戦をしていくかが重要。

 

一般的には、かけた時間とお金に対しどう回収するかという「費用対効果」の思考性が強い。しかし、本来、ホームページというのは、「資産の形成」の発想が、大変重要。「無形固定資産」をブラッシュアップすると「現金」に変える可能性がある。前者の考え方の経営者の会社では、ホームページは出来上がった時点がゴールとなっている傾向が強い。ホームページは出来上がった時がスタート地点。

 

つまり、損益計算書ではなく、貸借対照表での認識を持たないと、大変もったいない。「現金」に変える為には、「組織」を変えないといけない。「組織」を変える為には「経営者」自身が変わらないといけない。

第二部:参加者全員によるグループセッション

当日ご参加者二十数名が、3グループに分かれて、グループセッションを行いました。

 

「少子高齢化時代に自分、自社の業種の強みを活かして次世代のビジネスを作る。」というテーマで、「グループ内にいる方の現在の職種を最低5業種以上は、そのビジネスアイディアに中に必ず盛り込む」というルールでセッション。

グループ代表の方から、その内容を発表頂き、参加者全員で共有しました。


各グループ代表からの発表

A班「現役でいつまでも働ける施設を作り、そこを支援する。」

 

  • 農場を持ち、高齢者に農業をしてもらい、作ったものを販売し、加工して料理を出す。
  • その施設では健康を保つ為、運動指導者が運動を指導して皆さんの健康を保つ。
  • 高齢者向けの起業指導を行いどんどん起業してもらう。
  • 起業者が増え人材が集まるので人材派遣をスタートする。
  • 高齢で働けなくなると若者への技術指導にまわり、シルバーパワーを見せつける!
  • そうすることにより経済がさらにまわり投資をどんどん呼び込む。
  • 健康を保つのが厳しくなったら併設の病院に入り、ともに働いた仲間とともに心豊かな最後を迎える。

 ↓

ターゲットを高齢者に特化したモデルで窓際から墓場まで!シルバーパワーを見せつけます!!

 

 

B班「おじいちゃん、おばあちゃんが子供たちを教育する塾。」

 

  • まず若者からお年寄りまで同じ空間に入れるようなデザインする。
  • ステーショナリーや玩具を、紙の玩具や昔ながらの物の復刻版にして、お年寄りが使い方の授業をする。
  • 子育てと食は切り離せないので食育プログラムを取り入れる。
  • 子供たちを預けた親が安心して働けるよう、またおじいちゃんおばあちゃんとの交流の様子を見られるように遠隔監視ネットワークを設計。
  • そこに参加するおじいちゃん、あばあちゃん自身も学べるように生涯学習プログラムを組み込む。
  • その塾を法人化し、登記業務や紛争解決を専門家がフォローする。
  • おじいちゃんおばあちゃん、子供たちの身の回りのお世話を家事サービス業と提携してフォローする

 ↓

教育という視点でメンバーの全業種を盛り込んだ形ですね。


C班 「JIJIBABAの家」

 

  • コンセプトは高齢者が保育所のようにいろいろなメニューを考えて子供を保育する施設。
  • JIJIBABAの家には遊漁船があるので施設内だけでなくアウトドアに出て子供とお年寄りが一緒に楽むことができる。
  • 労務管理や知的財産の確保なども専門家がいるのでしっかりしている。
  • 「JIJIBABAの家」という名前だがHP、ロゴなどプロがいるのでとってもオシャレ!
  • 仕事に疲れた際にはセラピーで心のケアも可能。
  • 少子高齢化の時代なので親が安心して働ける場を作り、そこで高齢者に働いてもらう。
  • 保育を通じて高齢者の経験、能力を最大限に生かし、高齢者自身にも自己実現の場としてもらう。

 ↓

高齢者の働く場と子供たちの保育がテーマ。

 

 

グループセッションの狙いについて(ファシリテーター:河合義徳氏より)

 

通常の異業種交流会では、名刺交換した後、自分の仕事を一生懸命人に伝えようとします。今回のように、「共通のお客様を喜ばせる」というテーマで初対面の方と話し合うという機会は、とても少ないようです。

しかし、「共通のテーマで価値を創る」という取り組みのほうが、お互いの仕事がより理解し合えるのではないかと思いますし、実際に今日はそんな感じでした。

 

「共通のお客様を喜ばせる」ための価値を創造するためには、結局は自分の仕事をメンバーに理解してもらわないといけません。また、「自分の仕事は、どんな方に喜ばれる可能性があるのだろうか?」という発想も必要になってきます。

 

このグループセッションではそれぞれの発表結果だけが重要なのではありません。こういうことをきっかけに、それぞれの仕事を理解するプロセスが大切だったりします。その中で、接点が見いだせれば、本質的な交流に繋がるのではないかと思います。

 

皆さん、素晴らしい発表でした。

第三部:会場テラスにて懇親会


今後も継続して開催します!!